制作後記 その1~動機~

実はまだDIGITALISを公開してからまだ一月も経っていないのだが、それはまるで随分昔の事のようだ。まあ年末年始を挟んでいるからそう感じるのも無理はない。という事でまだそんなに前の話ではないのだが、やる事は殆ど終えてしまったので、この辺で制作後記をまとめておく。出来るだけ短く収めたいが、恐らく長くなるだろう。


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動機は何だったか。


まず、何かを作りたかったから、というのが始まりだった。新しいものを何も作れないという事にある種のコンプレックスめいたものがあったし、それに、何か自分の手になる「作品」と呼べるものを残したかった。

さて、それで何を作るかという事を考えた結果、一番好きなゲームのジャンルであるSTGに白羽の矢が立った。なぜ音楽ではないのか。まあ和音楽器持ってないし。


あとは原点の動機としては、自分が主体となる何かがしたかったから、なんてのもある。

昔は一応バンドマンだったし、今は今で別のバンドと楽団(幽霊部員)に所属していたりするが、それらは結局「誰かのやりたい事についていっているだけ」。

辛いことは数あれど自分一人では決して見られないものを見る事が出来たし、いい経験になった(なっている)のもまた事実。

しかし、その中での「自分」は、実に希薄。

かと言って今更組織の中での自分は変えられないし、そういう動機の為に他人を巻き込むのも嫌なので、一人で出来るゲーム制作を選んだのだ。


※追記
フリーゲームにはとにかくお世話になっていたし今もなっているので、やる側だけではなく供給側になる事で、誰に対するでもないが「お返し」が出来たら、という事も思っていた。果たしてそれが出来たのかは分からない。出来ていないのかも知れない。


……STGを作りたいと思い立ってから。

STGを初めて触る人にも優しいゲームを作りたかった。

フリーのSTGはシューター向けのものが多い。つまり、難しいものが多いという事だ。かといってコンシューマにぬるいSTGが多いかと言うと全くそんな事はないのだけど……。

それが段階を踏んで難しくなるならまだいいのだけど、難易度曲線がおかしいゲームが多々ある。序盤から「こう動かなければ死ぬ」といったプレイを強要される、パズルゲームめいたものもあった。パズルならよそでやれと言いたくなった。

気軽にプレイ出来るフリーのSTGで始めに理不尽難易度のタイトルを掴んでしまうと、まずその人はその後STGには手を出さないだろう。そういう体験を自分のゲームでさせる事だけは避けたかった。


…………

動機としては概ね以上の通りです。短いですがここで一旦切ります。


その2

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